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2017年 01月 17日
痛ましい惨状を呈した阪神・淡路大震災からもう22年になります。震災の年に産まれた方も、学生さんなら大学4年生。既に就労中の方ならばそろそろ職場の中堅として新人さんの指導係を務められえいるでしょうか?1月17日を迎えるにあたりあの日の事を思いだして記す事にします。 あの日の私は勤務先の大阪市立十三市民病院(移築前の旧病院でしたが)の産直医でした。産直室で仮眠していると「ドン」と突き上げるような振動で目を覚まし、ベットの上に座り激しい揺れの収まるのを待っていました。部屋の外からのガラスが割れる音や金属がぶつかるけたたましい音を耳にし、目の前で組み立て式の本棚が中の本の重みに耐えかねて9・11の国際貿易センタービルのように崩れるのを茫然と眺めているとロッカーがベットに倒れててきてロッカーの上にあった空の段ボール箱が頭を直撃しました。 震災の数日前に「女医さんが増えてきたから産直室を掃除するぞ!」との部長の鶴の一声で産直室を整頓していた為、ロッカーの上は空の段ボール箱だけとなっていましたが、それ以前は腹腔鏡検査の手術状況を録画する為のAV機器が置かれていました。つまり震災が前の週にでも発生していたならば、私の頭を直撃したのは金属の塊で下手をすればあの日に鬼籍に入っていたかもしれなかったわけです。 来るべき東南海地震に備え、高いところにあるものを点検しておいた方が いいのかもしれません。
by mizunocl
| 2017-01-17 05:46
| 院長から
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